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Dielectric-Bias System: 誘電体バイアス・システム:DBS

AUDIO INTERCONNECT CABLES

Fig 1 AudioQuestでは、上位に位置するラインナップに、DBS(ダイエレクトリック・バイアス・システム)と呼ぶ、電池を搭載し、その合理的な原理による劇的な効果で、高い評価を得ています。

 これらのDBSの電池(36V〜72V)の持つ電圧は、(直接)信号導体には全く働きかけず、信号導体の周囲の絶縁体を安定させることによって、結果として、信号導体も安定した状態に導く働きを持ちます。

Fig 2 右図のように、DBSの陽極(+)と陰極(−)は、信号用導体とは電気的に触れ合わず、DBS専用の独立した導体に接続されています。そしてこのDBSの陽極(+)と陰極(−)は、終端でも交わらないため (つまり閉回路を構成しないため)、電流が流れることはありません。ここでは、電圧のみが電界として、絶縁体に作用します。

 ところで、「絶縁体」は、導線を絶縁し保護するだけでなく、「誘電体」でもあります。絶縁能力は絶縁体がどれだけ電流をブロックできるかによって決まりますが、誘電性は信号をどれだけ遅らせるかによって決まります。これは時間遅延あるいは「位相偏移」として知られています。

  時間遅延は完全に防ぐことはできませんが、それによる悪影響はDBSを導入することによって、大幅に抑制することができます。絶縁体の分子を電気的に不規則にすると、個々の周波数および個々の信号レベルによって時間遅延が変わってきます。オーディオ/ビデオ・ケーブルにおいては、一定の信号が常に流れることは無いため、「絶縁体の分子は電気的に不規則」にならざるを得ません。新品のケーブルより、常時信号を流し続けた同一のケーブルのパフォーマンスの方が高く聞こえる(或いは見える)はこの結果です。AQのDBSは、更に安定的且つ36V〜72Vという高いレベル(CDプレーヤーの最大出力はせいぜい1V程度です)で、この絶縁体/誘電体に最適な状態を人工的に再現し続けることが可能です。

  磁界によりコンパスが一定の方向を向くのと同じように、AQのDBSシステムは、絶縁体を静電的に組織化(分極化)する固定的な安定した場を形成します。絶縁体はいったん組織化されると、複数の非線形的時間遅延を起こすことはありません。即ち、非線形的時間遅延による悪影響は大幅に抑制され、これにより、黒い背景から、十分な透明度を保ち、ダイナミックなコントラストを生み出す音が聞こえてきます。

  ご理解頂けましたように、AQのDBSは、いわゆるイコライザーのような「着色」や「変色」によって、ケーブルの音色や映像に変化をもたらすのではなく、いわば「曇りガラス」を「より透明なガラス」に変えたような本質的な改善をもたらすのです。

  AQ DBSパックで使用されている市販の12V電池(これを直列に3本から6本使用)は、電界を維持するために用いているだけなので非常に長期間持ちます。閉回路がなく電流は流れないため、電池は自然放電するだけだからです。

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